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49.2004年度シーズン 特雪事情

 

大仰なタイトルで申し訳ありません。事情といっても個人的な事情です。って、昨シーズンのそのまんまのタイトル・出だしですね。

私の今シーズンの雪レ本番撮影は、元旦の飯山ラッセル(新館48参照)から始まりました。その際「今年は元旦から幸先いいぞ。特雪いっぱい撮れるかな?」というようなことを言ったのですが、まさしくそのような年になってしまいました。でも、流石に降りすぎですが・・・。そのため、2月にもなると連日のようにどこかで特雪が走るという異常事態になってしまいました。近年の暖冬少雪傾向はどこかにいってしまったようです。

という訳で、今シーズンは何度か休みを合わせることが出来、複数回の本番を拝むことが出来ました。

信越山線 1月17日

今シーズン最初の特雪はなんとDD53が登場しました。でも、この日はビデオ撮影目的だったとか。翌日にはDD14背合重連による作業が行われています。

定番水道橋。安心して撮影できるポイントです。ただ、最近左側の木が成長してきてアングルに制約が多くなってしまいました。

ここでは完全にスカ(というか羽根広げてないし)食らいました。

      関山〜妙高高原

この辺りは吹き溜まりになりやすいところなので、比較的雪の量が見込めます。 

期待通り、作業シーンは拝めましたが、ちょっと物足りない量ですね。それより吹き付ける雪に参ってしまいました。

     妙高高原〜黒姫

作業を終えて帰路につきます。

こちらの顔見ていると、何か列車を牽引させたくなりますね。個人的には貨物列車を牽かせてみたい。 

    黒姫〜妙高高原

信越山線 1月27日

上に続いて26・27日にも出動がありました。今年は「2日連続作業」がデフォルトのような感じです。この時はDD14が検査中のためDD53で作業するということだったそうですが、初日の作業でDD53のウイングを破損する事故があり、翌日は急遽DD14の登板となりました。

上の53のときはスカだったのですが、この時はしっかり作業してくれました。

      関山〜二本木

雪の量そのものは大したことないのですが、遠くまで綺麗に飛ばしてくれました。

       関山〜二本木

上の53ではスカ食らいましたが、今回は豪快に飛ばしてくれました。お陰で後ろの車両が見えません。

      関山〜妙高高原

今回の撮影ポイント中、一番掻き込んでいたところです。

もう少し手前に来たところをメインにしようと思っていたら、この直後に羽根閉じてしまいました。

     妙高高原〜黒姫

上越線 2月17日

2月になると上越線では連日の様に出動する異常事態に。中旬には一段落したようですが、17・18日にも運転されました。今年の上越線は連日のように運転されるだけでなく、上下同時作業が行われ注目を集めました。

今回は下り線をDD14 328+DE10 1700が担当しました。

見ての通り、道床が露出し始めている状況の為、これだけ削ってもローターに絡む雪の量は僅かです。

      越後湯沢〜石打

後打ち。

最近では只見線専用のようになっていたこのペア、今年は信越・上越でも大活躍です。

      越後湯沢〜石打

これも辛うじて飛ばしている・・・飛ばしていると言う表現は適当でないかも?・・・程度。

この付近だけ見ると何の為に運転したのだろう?と思ってしまいます。

      大沢〜石打

予定よりだいぶ早く湯沢に到着。

この写真の奥の方、新幹線高架下から撮ろうと思ったのですが、移動できませんでした。

     越後湯沢〜石打

 

米坂線 3月4日

3月になっても特雪が複数日に運転される、ということからも今年の雪の多さが分かります。3月3・4日に米坂線で運転がありました。初日が〜小国、2日目が小国〜を中心に作業が行われたようです。

米坂特雪は初参戦だったので、各駅間ピンポイントでの撮影に。

作業区間最初はここ。何の変哲も無い場所ですが。真正面から。

      羽前松岡〜伊佐領

定番子子見ポイント

米坂線はDD14 317+DE10 1680が担当。以前はシルフィード色がペアを組んでいましたね。人気は有りませんでしたが、一度は見たかったな。

      伊佐領〜羽前沼沢

間瀬橋

ド定番ですね。ここは絶対外せないと思っていたところです。

途中、雪崩があったりして手間取り遅れ気味。

      羽前沼沢〜手ノ子

手ノ子駅手前

宇津川への投雪。この投雪角度、米坂線らしいシーンです。

      羽前沼沢〜手ノ子

 

 

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